ハインケス、ベンゲルそれぞれが反省の弁を述べた一戦
13日、チャンピオンズリーグのベスト16、バイエルン・ミュンヘン対アーセナルの一戦がバイエルンのホーム、アリアンツ・アレーナで行われ、アウェイのアーセナルが2-0で勝利した。スコアの合計は3-3となったが、アウェイゴール差によりベスト8に進出したのはバイエルン。アーセナルはあと1点が足りなかった。
試合は、終始バイエルンのペース。最終的なシュート数でも21対5と圧倒した。しかし、先制したのはアーセナルだった。3分、ロシツキーのパスを受けたウォルコットが中央にクロスを入れると、ジルーがそれに上手く合わせ先制。アーセナルが奇跡の逆転へ向け、幸先のいいスタートを切った。
だが、その後はスタッツにも表れているようにバイエルンの一方的な展開。時間だけが過ぎていき、アーセナルには苦しい状況が続く。ようやく試合が動いたのは86分。カソルラからのコーナーキックをコシェルニーがヘディングで合わせ、2点目。逆転勝ち抜けまであと1点に迫った。
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