土居聖真【写真:Getty Images】
【鹿島アントラーズ 0-4 リーベル・プレート FIFAクラブW杯3位決定戦】
現地時間の22日にFIFAクラブワールドカップ3位決定戦が行われた。準決勝でレアル・マドリーに敗れたアジア王者の鹿島アントラーズは準決勝でアル・アインに敗れた南米王者のリーベル・プレートと対戦。鹿島は0-4でリーベルに敗れた。
鹿島はDF犬飼智也、安西幸輝、MF安部裕葵、遠藤康、永木亮太らが先発。DF昌子源と西大伍はベンチスタートとなった。
鹿島は序盤に右サイドから立て続けにシュートを打たれ危ないシーンを作られるも、GKクォン・スンテがゴールを守る。だが、鹿島に不運が襲う。7分、スルーパスに抜け出したFWラファエル・サントス・ボレが足を延ばすと、前に出てきたGKクォン・スンテの足の甲に当たり倒れこんでしまう。これで、クォン・スンテはしばらく立ち上がることができず、一度ピッチに戻りプレーするも、24分にGK曽ケ端準と交代を強いられる。
その直後だった。リーベルの右コーナーキックからMFブルーノ・スクリーニにヘディングで決められ、鹿島は先制を許してしまう。GK交代というアクシデントからリーベルの先制ゴールとなってしまった。鹿島も44分に安部がドリブルでペナルティエリアに侵入し、最後は犬飼がシュートを放つもクロスバーに阻まれる。
63分には左サイド抜け出したMF土居聖真がペナルティエリア内で切り返し、決定的なシュートを放つも、GKに止められてしまう。鹿島は中々同点ゴールを奪えない。すると73分にゴンサロ・マルティネスが2点目を決め、鹿島はリードを広げられてしまう。終了間際にはボレにPKを決められ勝負あり。後半ATにも駄目押しゴールを決められ4失点。
鹿島はリーベルに0-4で破れ、世界4位でクラブワールドカップを終えた。
【得点者】
24分 0-1 ブルーノ・スクリーニ(リーベル・プレート)
73分 0-2 ゴンサロ・マルティネス(リーベル・プレート)
89分 0-3 ラファエル・サントス・ボレ(リーベル・プレート)
93+3分 0-4 ゴンサロ・マルティネス(リーベル・プレート)
【了】