パリ・サンジェルマンのネイマール【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するブラジル代表FWネイマールはチームメートより一足早く年内の戦いを終えてブラジルへ帰国することになった。コンディションが理由だとされているが、メディアやファンからは疑いの目も向けられているようだ。
PSGは国内の大規模な反政府デモの影響によりリーグアンの試合が2試合連続で延期となった。現地時間22日にはホームにナントを迎え、久々にリーグ戦の試合を行う。
だが18日に行われたリーグカップのオルレアン戦を欠場していたネイマールは、ナント戦も欠場することが決定。トーマス・トゥヘル監督によれば、ネイマールは11日に行われたヨーロッパリーグのレッドスター戦では負傷を抱えてプレーしていたとのことだ。
「ネイマールは私の許可を得てブラジルへ向かった。ベオグラード戦では負傷を抱えてプレーしていた。今もまだ負傷している。リスクを冒すべきではない」と21日の会見での指揮官のコメントをクラブ公式サイトが伝えている。
だがネイマールの離脱は、早めの“バカンス”ではないかとして疑う見方もあるようだ。『フランス・フットボール』誌はネイマールが「特別扱い」を受けているとして、「すでにバカンスでブラジルへ。普通のことだろうか?」とオンラインアンケートを実施。過半数のユーザーが「ノー(普通ではない)」に票を投じている。
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