リヨンが引き当てた一番手強い相手
チャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16の抽選が行われ、パリ・サンジェルマン(PSG)はマンチェスター・ユナイテッドと、リヨンはバルセロナと対戦することになった。
それにしても、フランス勢はよくバルセロナとあたる。PSGはカタール資本になってから12-13、14-15、16-17と、決勝トーナメントで3度彼らと対戦し、いずれもそこで敗退に追いやられた。
リヨンのブルーノ・ジェネジオ監督は、「一番手強い対戦相手を引き当てた。抽選結果はどうすることもできないのだから、やるしかない。しかし、バルセロナは今大会の優勝候補のひとつだと思っている」とドローの感想を語った。
グループリーグでは、マンチェスター・シティにアウェイで1-2と勝利、ホームでも2-2のドローと奮闘したリヨン。「シティとも渡り合えたのだから、やってできないことはない。バルセロナの方が、(シティより)この大会での経験値は上回るだろうが。
(バルセロナは)グアルディオラのシティと似ている部分もあると見ている。よって、基本的な部分は共通点があるが、バルセロナには、特別な選手がいるからね」
“特別な選手”とは、もちろんリオネル・メッシだ。
「彼はどんな状況からでも勝利を引き出してしまう選手だ。我々は150%の力を出す必要がある」とジェネジオ監督は来年2月までにできる限りのチーム強化に取り組むと誓った。