「知っていた」はずのカウンターから失点
「情熱」を欠いた。18日に行われたブンデスリーガ第16節、ボルシア・ドルトムントはアウェイでフォルトゥナ・デュッセルドルフと戦った。
戦前からある程度の予想はついていたが、ドルトムントは敵の手堅い守備とカウンターに苦しんだ。フォルトゥナは[4-4-2]の布陣でブロックを構築し、ボールを奪えば即座にワントップのドディ・ルケバキオにボールを送ってくる。
試合後にマルセル・シュメルツァーは「僕たちはデュッセルドルフがカウンターで来るだろうことは知っていた」と振り返った。
手の内は予測が付いていたこともあってか、カウンターからゴールを許さず、ボールを回してフォルトゥナを守備に翻弄したドルトムント。だが、それも序盤だけのことだった。 前半の半ばも過ぎようとする22分、「知っていた」はずの「カウンター」から先制点を献上してしまう。
起因は「左サイド」のコンビ。シュメルツァーからパスを受けたヤコブ・ブルーン・ラーセンが、マルセル・ソボトカとケヴィン・シュテーガーに挟まれてボールを失う。すぐにシュテーガーがルケバキオにボールを送る。アブドゥ・ディアロとマヌエル・アカンジ、両CBの間を抜け出すコンゴ代表。左足で豪快に突き刺された。
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