ベジクタシュのペペ【写真:Getty Images】
トルコ1部のベジクタシュに所属していた35歳のポルトガル代表DFペペは、クラブとの契約を解消することが合意に達したようだ。スペイン紙『アス』などが伝えている。
ペペはレアル・マドリーで10年間にわたって活躍し、チャンピオンズリーグ優勝3回やリーガエスパニョーラ優勝3回などのタイトル獲得に貢献。昨年夏にマドリーを去り、トルコの強豪クラブであるベジクタシュに加入した。
だがベジクタシュは深刻な財政難に陥り、ペペを含めたスター選手の高額年俸を支払うことが不可能になったとみられている。ペペはクラブスタッフの給与を肩代わりするなど、苦境のクラブを助けようとしていたが、来年6月まで残っていた契約を解消せざるを得ない状況となったようだ。
ペペはベジクタシュでもレギュラーとして活躍し、昨季はリーグ戦23試合、今季は10試合に出場していた。冬の移籍市場ではフリーで他クラブに加入することが可能となりそうだ。
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