「FWが自陣のペナルティエリアでスライディングタックルをすると…」
ブンデスリーガ第24節日本人選手採点
Kicker誌(2014年3月10日付)
岡崎慎司「4」細貝萌「3」清武弘嗣「2.5」酒井宏樹「3.5」
Bild誌(2014年3月10日付)
岡崎慎司「4」細貝萌「3」清武弘嗣「4」酒井宏樹「3」
(長谷部誠、内田篤人、乾貴士、酒井高徳については試合出場なし)
「Wenn Sturmer in eigenen Strafraum gratschen, geht’s meistens nicht gut aus…」(2014年3月10日付Bild誌)
「FWが自陣のペナルティエリアでスライディングタックルをすると、たいてい、ろくなことにならない…」
2014年3月9日、ブンデスリーガ第24節、直近の2試合で難敵シャルケ、レバークーゼンを相手にアウェイの地で1勝1分という好成績を残した岡崎慎司所属のマインツは、同じくここ2試合で1勝1分の成績を挙げている細貝萌所属のヘルタ・ベルリンをホームに迎え撃った。前節を終えての順位はマインツが6位、ヘルタが8位である。
両選手とも5日の日本での親善試合を終え、ドイツに戻って直ぐの試合で先発出場をしているところに、所属先の監督からの信頼をいかに勝ち得ているかが良く解る。
1-1のドローに終わったこの試合で、Kicker、Bild両誌とも岡崎に「4」、細貝に「3」という点数を付与した。
前半戦は一進一退の攻防が続いた。前線で体を張る岡崎へ向けて、ときおりマインツはロングボールを入れるが、ラングカンプが無難に処理し続ける。細貝はコーチングを交えながら、最終ラインからボールを受けてアラギに縦パスを入れ、右サイドのヌジェングにボールを叩き、攻撃を組み立てていく。