内田もスタメン出場を果たす
12日、ヨーロッパチャンピオンズリーグ・決勝トーナメント2ndレグが行われた。内田篤人の所属するシャルケはホームにガラタサライを迎えた。1stレグを1-1で引き分けている両者の対戦は、アウェイながら多くのサポーターが詰め掛けたガラタサライが序盤からペースを掴む。
ガラタサライは今冬に補強したドログバとスナイデルがスタメンに名を連ねる。1stレグでは試合感のなさが目立ったスナイデルだったが、この日は本来のパフォーマンスを取り戻しキレのある動きを見せた。そしてドログバは、全盛期を彷彿とさせるフィジカルコンディションを見せつけ、玉際の勝負で圧倒し前線でターゲットになっていた。
押し気味に試合を進めるガラタサライだったが、先制点を挙げたのはシャルケ。18分、コーナーキックからこぼれ球を最後はノイシュテッターが押し込んだ。
アウェイゴールの関係でどちらにしても得点が必要だったガラタサライは、シャルケに先制を許すとより攻勢を強めていく。すると37分、左サイドで得たフリーキックをクイックリスタートし、ボールを受けたアルティントップが遠目からミドルシュートを放つと、アウト回転の掛かったボールはゴールの右サイドネットに突き刺さり、ガラタサライが同点に追いつく。
続く42分、今度は自陣からのロングボールに走り込んだユルマズがシャルケディフェンスに競り勝ち、またゴールキーパー・ヒルデブラントが一瞬躊躇した隙を突きゴールに流し込み、あっという間にガラタサライが試合をひっくり返した。
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