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酒井宏樹所属マルセイユ、低迷でサポーター抗議。監督は辞任を否定

text by 編集部 photo by Getty Images

ルディ・ガルシア
マルセイユのルディ・ガルシア監督【写真:Getty Images】

 フランス1部のマルセイユは不振に陥っており、サポーターは会長や監督に対して不満をあらわにしている。監督交代の話も取りざたされ始めたが、ルディ・ガルシア監督は当面の退任を否定した。仏紙『レキップ』などが伝えている。

 DF酒井宏樹も所属するマルセイユは、今季リーグアンの10節を終えた時点では4位とまずまずのスタート。だがその後は結果が安定せず、ヨーロッパリーグ(EL)を含めた最近10試合で2勝1分け7敗と大きく負け越している。

 ELではグループステージ敗退が早々と決定し、13日に行われた最終節のアポロン・リマソル戦にも1-3で敗戦。6試合で勝ち点わずか1という体たらくに、サポーターはガルシア監督およびジャック=アンリ・エイロー会長への激しい抗議を行った。

 監督交代も取りざたされる状況となったが、ガルシア監督は試合後の会見で辞任を否定。「辞任? 今はそういうことを考えるべき時ではない。私とスタッフは全力を尽くしている。毎試合戦ってくれている選手たちを責めるつもりもない」と語った。

 ピッチ上で結果を出してファンの不満を払しょくしたいところだが、ピッチ外ではマルセイユに限らずフランス全体が大混乱の状況。政府に対する全国規模の抗議デモの影響で、マルセイユが今週末に予定していたボルドーとの試合も延期されている。

【了】

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