マンチェスター・ユナイテッドのロメル・ルカク【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドのベルギー代表FWロメル・ルカクは、ロシアワールドカップでの戦いのために筋肉をつけ、その後プレミアリーグに戻った際には再び筋肉を落としたという。英紙『ガーディアン』などが伝えている。
ルカクは昨季からユナイテッドに加入し、公式戦合計27ゴールを挙げる活躍。ワールドカップでも4得点を記録し、ベルギーの3位フィニッシュに貢献した。だがユナイテッド2年目の今季序盤戦は調子が上がらず苦戦を強いられた。
その理由について、ルカクは「ワールドカップで少し筋肉をつけた」と語る。「素晴らしい感覚だったし、(ワールドカップで)素晴らしいプレーができたと思う。だが戻ってくると、また別のスタイル(のサッカー)になった」
再びプレミアリーグで戦うためには、筋肉を落として体を絞ることが必要になったという。「プレミアリーグでは国際舞台と同じ筋肉量では戦えない。それは戻ってきてすぐに分かった。筋肉を落とさなければならなかった。ジムから離れ、水をたくさん飲んで、野菜と魚をたくさん食べることだ」とルカクは語る。
戦う舞台に合わせた調整は成功したようで、ルカクは今月1日のサウサンプトン戦で久々のゴールを記録。8日のフラム戦でも1ゴールを挙げた。「(以前は)十分なインテンシティーを持った戦いができていなかった。フラム戦では他の選手たちと同じようなインテンシティーで戦えたと思う」と復調を実感している様子を見せている。
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