チェルシーのエデン・アザール【写真:Getty Images】
チェルシーは同クラブに所属するベルギー代表MFエデン・アザールに対し、クラブ史上最高額となる週給30万ポンド(約4300万円)の新契約を提示しているが、アザールはレアル・マドリーへの移籍の可能性も探るため即答を避けているという。英紙『デイリー・メール』などが伝えた。
チェルシーの中心選手として活躍を続けるアザールは、過去数年間にわたってマドリーへの移籍がたびたび噂されている。今年の夏には特にスペイン行きの可能性が盛んに取りざたされたが、最終的に残留することになった。
今季が終了すればチェルシーとアザールとの契約は残り1年となる。マウリツィオ・サッリ監督によれば、クラブはアザールに新たな契約を提示し、返答を待っている状況だという。
「私はもちろんエデンに残ってほしい。クラブにはすぐにでも新しい契約にサインする意志がある。だが契約を延長したいのかどうかは彼次第だ。クラブと彼のマネージャーとの間では毎週話し合いが行われている」とイタリア人指揮官は語った。
英紙によれば、チェルシーはアザールに対してクラブ史上最高額給与となる週給30万ポンドを提示しているという。だがアザール自身はマドリーの出方をうかがうためにも返答を保留している状況だとみられている。
サッリ監督はまた、イタリアメディアで日本への移籍の可能性も報じられたMFセスク・ファブレガスや、DFダビド・ルイスに関しても契約延長を希望。「ダビドとセスクはリーダーだ。彼らが残ってくれれば私やスタッフやチームメートにとって非常に重要なことだと思う」とコメントしている。
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