バルセロナのエルネスト・バルベルデ監督は、同クラブ所属のFWリオネル・メッシがバロンドール投票で5位に終わったことに不満な様子を見せている。スペイン『マルカTV』などが伝えた。

　サッカー界の年間最優秀選手に贈られるバロンドールは3日に投票結果が発表され、レアル・マドリーのMFルカ・モドリッチが受賞した。2位にユベントスのFWクリスティアーノ・ロナウド、3位にアトレティコ・マドリーのFWアントワーヌ・グリーズマン、4位にパリ・サンジェルマンのFWキリアン・ムバッペが続き、メッシは5位止まりだった。

　過去10年間はメッシとC・ロナウドが5回ずつバロンドールを受賞していたが、2人以外の選手が受賞したのは11年ぶり。メッシは受賞を逃した場合でも毎年3位以内に入っていたが、2006年以来12年ぶりにトップ3入りを逃した。

　バルベルデ監督はこの結果について、「我々はモドリッチのバロンドール受賞を祝福する。素晴らしい選手だからだ」とコメント。だが「メッシが5位に終わったのは馬鹿げている」と不満も漏らしている。

　メッシは昨季リーガエスパニョーラで得点王に輝き、バルサを優勝に導いた。今季もここまで公式戦16試合で15ゴールと順調にゴールを重ねている。

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