マンチェスター・シティ【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティは、ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)規定の違反により来季の欧州の大会から締め出される可能性もあるかもしれない。英メディア『スカイ・スポーツ』などが伝えている。
サッカー界の暴露情報を伝える「フットボール・リークス」は先月、シティが過去にスポンサー収入を実際より多く見せる形でFFP違反の回避を試みていたと伝えた。欧州サッカー連盟(UEFA)は新たな情報が出てくれば再調査を行うことを発表していた。
UEFAのアレクサンデル・チェフェリン会長は、4日にシティに対する調査を準備していることを示唆。「状況を確認しているとことだ。独立の機関が動いている。この件について何が起こるか、近々答えが得られるだろう」とコメントしている。
違反が確認された場合、シティは来季のチャンピオンズリーグ(CL)やヨーロッパリーグ(EL)への出場を禁じられる可能性があると報じられている。過去にはトルコのガラタサライがFFP違反で同様の処分を受けた例もあった。
シティは現在プレミアリーグで5位と暫定11ポイント差の首位に立っており、このまま順調なら4位以内で来季CL出場権を獲得できる可能性は高い。もしシティが4位以内に入った上でCL出場不可となった場合、UEFAの規定によれば5位チームが繰り上げでの出場になると英メディアは伝えている。
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