ドイツ1部のニュルンベルクに所属するFW久保裕也は、クラブでの出場機会獲得に加えて、日本代表への復帰にも意欲を見せている。独誌『キッカー』が伝えた。

　久保はベルギー1部のヘントから、今季ニュルンベルクへレンタル移籍。ブンデスリーガ開幕から5試合連続の先発で起用されたが、初ゴールを記録することはできず、その後は出場機会を得られない試合も増えている。

　11月に入って2試合連続不出場に終わったあと、24日のシャルケ戦では3試合ぶりに先発起用された。「自分のパフォーマンスを発揮して、数字を残せば、スタメンに入ることができると思います。自分のプレー自体には満足していますし、それほど悪いとは思っていません」と久保は現状について語る。

　チームも降格圏付近の15位と苦戦しているが、「残留できると強く確信しています」と久保。「こういう（勝てない）試合の直後のムードはもちろん沈んでしまいますが、基本的には僕らはすごくポジティブです」

　日本代表からは今年3月以来遠ざかっており、ロシアワールドカップにも、その後の新体制にも招集されていない。それでも久保は来年1月のアジアカップ出場に意欲を見せ、「自分の国のためにプレーするのは名誉なことです。呼ばれれば応じたいと思います」とコメントしている。

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