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選手が交通事故死と“誤報”…黙とうが行われるも実は元気。アイルランドで珍事

text by 編集部 photo by Getty Images

アイルランド
アイルランド【写真:Getty Images】

 アイルランドのアマチュアクラブが、所属選手が交通事故で死去したと発表したが、実は生存していることがその後明らかになるという珍事が起きた。英メディア『BBC』などが伝えている。

 ダブリンを本拠地とするバリーブラックFCは、所属リーグであるレンスター・シニアリーグに、フェルナンド・ヌーノ・ラフエンテ選手が交通事故のため死去したという連絡を入れた。これにより、先週末に行われる予定だったバリーブラックFCのリーグ戦は延期となり、同リーグの他の試合ではキックオフ前に1分間の黙とうが捧げられたという。

 また、リーグでは地元紙にラフエンテが死去したという告知を掲載した。だがその後、同選手が実際には故郷のスペインに帰国しており元気であることが明らかになった。

 クラブは事情を説明する声明を出し、騒ぎを引き起こしたことを謝罪。「重大な判断ミス」によりリーグに誤った情報を伝えたとして、原因となったクラブ職員に処分を下したことを発表している。また、クラブ幹部も責任を取って辞任したとのことだ。

【了】

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