オリンピスキ・スタジアム【写真:Getty Images】
現地時間29日にヨーロッパリーグ(EL)グループステージE組の試合が行われる。アーセナルはウクライナ1部ヴォルスクラ・ポルタヴァのホームに乗り込んで対戦する予定だったが、安全保障上の理由から、試合会場がキエフのオリンピスキ・スタジアムに変更された。27日に英紙『スカイスポーツ』が報じている。
最初に予定されていたスタジアムは、試合開始時刻に予想される気温-12℃で最高気温は-7℃という極悪な環境。日中は-18℃まで気温が下がるとの予報も出ていた。それにもかかわらず、欧州サッカー連盟(UEFA)は予定通り試合を開催すると発表している。
しかし、別の理由によって試合会場が変更されることになった。同紙によると、ウクライナのロシア国境地域などで戒厳令を導入することが承認されたという。それに伴い、安全保障上の理由から、昨季CLの決勝の舞台にもなったオリンピスキ・スタジアムに試合会場が変更されたという。
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