ドルトムントが日本市場の重要性を強調【写真:Getty Images】
ドイツ・ブンデスリーガのボルシア・ドルトムントが、同クラブとリージョナル(地域限定)パートナー契約を締結する日本企業を対象としたワークショップを開催した。
ワークショップには、現在ドルトムントとリージョナルパートナー契約を結んでいるH.I.S.、アプラス、アウトソーシング、ドルトムント・サッカー・アカデミー、帝京大学に加え、ユニフォームスポンサーであるエボニック日本法人の計6社が参加。各社がこれまでパートナーシップを通して行ってきた活動と、今後どのようにドルトムントを活用してマーケティング活動を行っていくのかをプレゼンした。
日本のリージョナルパートナー企業同士が情報共有を行うことで、パートナー企業同士のコラボレーション企画を立案、検討し、これまで以上に日本市場におけるドルトムントを活用した取り組みを活性化させることがワークショップの狙いのようだ。
クラブ担当者は「我々は日本でこのように多くの企業が“BVB”(ドルトムントの愛称)のパートナーとして活動していることを非常に誇りに思っています」と、日本市場の重要性を述べた。
ドルトムントは2011年に日本代表MF香川真司が加入して以降、日本語版SNSの強化や日本企業との提携など日本とのつながりを強めてきた。2015年に川崎フロンターレ、2017年に浦和レッズと親善試合を行ったことは記憶に新しいが、将来的にドルトムントが再び日本でJクラブと対戦する可能性もあるという。
「日本はBVBの国際化の中での出発点ともいえる場所で、現在もその中心的存在です。したがって、今後も絶えずBVBのプレゼンスを示していく予定です。例えば、既存のパートナー企業と一緒に様々なアクティビティを実施したり、当然のことながら常に日本でのトップチームの親善試合の開催や、今シーズンより始まったドルトムントOB選手によるレジェンドツアーの可能性を常に模索しています。将来的にもより多くの活動を継続的に行っていきたいと考えています」
リージョナルパートナー企業を通じて日本との関係性をますます強めていくドルトムント。今後日本でどのような活動を行っていくのだろうか。
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