ドルトムントU-17に所属する14歳のFWユスファ・ムココが2年後にプロ契約を結ぶかもしれない。26日に独メディア『フッスバールニュース』が報じている。

　同メディアによると、ムココが16歳になった2年後に、ドルトムントが特別許可を申請してプロ契約を結ぶ可能性があるとのこと。ブンデスリーガでは規定上、公式戦で17歳未満の選手を起用する場合は特別許可が必要となる。ブレーメン所属のヌリ・シャヒンは、ドルトムント在籍時に16歳334日という若さでピッチに立った。また、今季中にU-19チームに昇格するかもしれないという。

　11月20日に14歳を迎えたばかりのムココ。昨季はドルトムントU-17で25試合に出場し37得点6アシストを記録した。当時、13歳とは思えない活躍に年齢詐称疑惑が浮上。しかし、公的に発行された出産証明書を持っているとしてクラブは年齢詐称を否定している。

　今季は怪我で出遅れたものの、その勢いは止まらない。10月6日のボルシア・メンヒェングラッドバッハU-17戦で1得点。10月21日のヘネフU-17戦で4得点を決めたのに続き、続くエッセンU-17戦では3得点を記録。さらにビーレフェルトU-17戦でも3得点決め、3戦連続のハットトリックを達成した。前節は2得点を決め、今節も2得点し、6試合連続ゴールを記録している。13試合の出場で24得点までゴール数を増やした。

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