「戦術の外にいた。闘う気持ちもない。失望」
9日付イタリア地元スポーツ紙全紙は8日のアウェイ、ウディネーゼ戦で先発フル出場を果たしたACミラン本田圭佑にいずれも最低点を与えた。
「ガゼッタ・デロ・スポルト」紙はDFメクセス、途中出場のターラブと並ぶ『5点』の最低点タイだった。試合直後にマルコ・パゾット記者は『5.5点』だったが、『0.5点』下がってしまった格好だ。
「彼のCKが実を結ぼうとしていたが、サパタが無駄にした、それ以外に何もなかった。戦術の外にいた。闘う気持ちもない。失望」
寸評は厳しいものだった。前半31分のコーナーキックのチャンスが生まれたが、DFサパタが外したワンプレー以外に、評価の対象はなかったようだ。
日本代表のニュージーランド戦を戦ったばかりの中2日の強行軍で疲労もあっただろうが、右攻撃的MFというポジションで結果を出せなかった本田は、覇気なしと地元メディアには映ったようだ。「失望」という一言は残酷だ。
放ったシュート2本。パスの成功35本中26本成功で成功率は74%。ボール奪取は二度だった。