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本田、PK弾でチームを勝利に導く。メルボルン・Vは3連勝

text by 編集部 photo by Getty Images

本田圭佑
本田圭佑【写真:Getty Images】

【シドニーFC 1-2 メルボルン・ビクトリー Aリーグ第5節】

 オーストラリア・Aリーグ第5節の試合が25日に行われ、メルボルン・ビクトリーとシドニーFCが対戦。MF本田圭佑が所属するビクトリーが2-1で勝利し、リーグ戦3連勝とした。本田はフル出場だった。

 ビクトリーの本田は開幕から5試合連続の先発で出場。4-4-2の中盤ダイヤモンドの右で先発した本田は積極的にボールに絡み、中盤でゲームを組み立てる。

 序盤、両者一歩も譲らず拮抗した試合展開が続く。均衡を破ったのはリーグ戦2連勝中のビクトリーだった。23分、アントニスが自陣左サイドのタッチライン際でボールを受け、トロイージに縦パスを送る。そのトロイージがペナルティエリア手前の中央に走りこんできたバルバルセスに送ると、バルバルセスがスルー。ファーサイドで待ち受けていたトイボネンが左足でゴール右に流し込み先制。

 アウェイで先制したビクトリーだったが、同点に追いつかれてしまう。33分、左からのクロスをフォンドルがペナルティエリア内でトラップして反転。フォンドルの右側を走りこんできたレトレがアントニスに倒されPKを獲得。そのPKをバルバルセスが決め、同点に追いつく。その後両チーム得点を奪うことができず1-1で前半を折り返す。

後半はビクトリーがボールを回し、ゲームを組み立てて行く。すると71分、ペナルティエリア内にいた本田がブロクサムのふわりと浮かせたボールに反応し、前を向く。するとペナルティエリア内右でシュート態勢に入った本田にシドニーディフェンダーが本田の足下めがけてスライディングタックル。これがファールの判定となり、本田がPKを獲得。そのPKを本田自らが決め、メボルンが勝ち越しに成功した。

 本田の2戦連続弾で勝ち越したビクトリーは試合を優位に進めて行く。対するシドニーFCもチャンスを作るがゴールには至らず、試合はそのまま終了しビクトリーが2-1で勝利した。

【得点者】
23分 0-1 トイボネン(メルボルン・ビクトリー)
33分 1-1 バルバルセス(シドニーFC)
71分 1-2 本田圭佑(メルボルン・ビクトリー)

【了】

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