J1初ゴールを挙げた中村敬斗【写真:Getty Images】
明治安田生命J1リーグ第33節の試合が24日に行われ、ガンバ大阪はV・ファーレン長崎に2-1で勝利。クラブ記録に並ぶリーグ戦9連勝を達成した。
一時は最下位にも転落するなど今季途中までは苦しい戦いを強いられていたG大阪だが、7月から指揮を執る宮本恒靖監督のもとで劇的に復調。8連勝を収めた前節の時点でJ1残留を決めていた。
すでに降格が決まった最下位長崎との試合は、10分に小野瀬康介がGKとの1対1を制して先制ゴールを記録。43分に同点ゴールを許して1-1で折り返したが、52分に18歳のFW中村敬斗がリーグ戦初ゴールを決め、これが決勝点となった。
これでG大阪はクラブ最長記録に並ぶ9連勝。“浪速の黒豹”ことパトリック・エムボマや現役時代の宮本監督らを擁してステージ優勝争いを演じた1997年以来の連勝記録となった。2000年生まれの中村が生まれる3年前のことだ。
この勝利でG大阪はセレッソ大阪を上回って8位にまで浮上。クラブ新記録の懸かる最終節は、17位での降格が決まった柏レイソルとアウェイで対戦する。
【了】