チェルシーは23日、同クラブに所属するフランス代表MFエンゴロ・カンテが新たな契約にサインしたことを発表した。2023年6月までの契約となる。

　2016年にチェルシーに加入したカンテは、以前の契約が2021年までとなっていた。年俸などの条件面は明らかにされていないが、英紙『デイリー・メール』などによれば以前の契約の約2倍となる週給29万ポンド（約4200万円）、年俸に換算して約21億9000万円になるという。

　わずか5シーズン前にはフランス2部でプレーしていたカンテだが、2015/16シーズンに加入したレスター・シティではプレミアリーグ初制覇の歴史的快挙に貢献。その後移籍金3200万ポンド（約46億円）でチェルシーへの移籍を実現させた。

　チェルシーでもチームに欠かせない存在となり、1年目にはプレミアリーグ優勝を助けてリーグ年間最優秀選手に選出された。フランス代表としてロシアワールドカップ優勝も成し遂げ、今季チェルシーでも全試合に出場してリーグ戦無敗を支えている。

「チェルシーでの時間を延長することができて嬉しい。美しい2年間だったが、さらに続くことを願っている。ここに来て以来選手として間違いなく成長することができた。自分自身に挑戦し、考えられもしなかったような賞を手にすることができた」とカンテは契約延長に際してコメントしている。

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