ブンデスリーガにおける月曜日開催の試合が廃止されることになった【写真:Getty Images】
ドイツサッカーリーグ(DFL)は21日、2021/22シーズンから月曜日に行われるリーグ戦の廃止を決めた。
DFLはホームページで「9月下旬に開かれたブンデスリーガ18チームの会議において2021/22シーズンから月曜日開催の試合を行わない事に決定した」と発表した。なお2021年までの間に行われる月曜日の18試合については予定通り開催される。
ブンデスリーガの月曜日開催にはこれまで多くの批判があった。平日夜に開催されることによって移動距離のあるアウェイのサポーターを中心に多くの観客がスタジアムに足を運べない事や、テレビ放映権の獲得といった商業主義に走るやり方に多くのサポーターが抗議していた。
実際に今年2月19日に行われたフランクフルト対RBライプツィヒとの試合でも月曜日開催に抗議した多くのサポーターがテニスボールをピッチに投げ入れたり、90分間ブーイングをするなどの行動を起こした。
また同月26日のボルシア・ドルトムント対アウクスブルクでは5万4300人と1998年3月28日に行われたデュイスブルク戦の5万4000人に次ぐ史上2番目の少ない観衆の下での試合となった。
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