デンマーク代表のニクラス・ベントナー【写真:Getty Images】
ノルウェー1部のローゼンボリに所属する30歳のデンマーク代表FWニクラス・ベントナーがタクシー運転手に暴行を加えて逮捕された件で、控訴を取り下げたため、禁錮50日が確定した。21日に英メディア『BBC』が報じている。
ベントナーは今年9月9日にコペンハーゲン市内でタクシー運転手と争いになり、暴力を振るったとして逮捕された。運転手はあごを骨折して手術を受けたという。コペンハーゲン市裁判所はベントナーを有罪とし、禁固50日の判決を下した。その後、ベントナーは判決を不服として高等裁判所への控訴を行っている。
同メディアによると、ベントナー側が控訴を取り下げたという。そのため、禁錮刑を受けたベントナーは自宅で電子タグを付け、監視された状態で生活を送ることになる。なお、所属クラブのローゼンボリは、同選手との契約を維持する姿勢を取っている。
若手時代にはアーセナルで将来を有望視されたが伸び悩み、その後ユベントス、ヴォルフスブルク、ノッティンガム・フォレストとクラブを渡り歩く中で様々な問題行動や奇行で話題を提供してきたベントナー。30歳となった今も周辺には騒動が絶えない。
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