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ACL王者鹿島、辛くも勝利。土居の強烈ミドルでJ2甲府下し天皇杯準決勝進出

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

土居聖真
土居聖真【写真:Getty Images for DAZN】

【鹿島アントラーズ 1-0 ヴァンフォーレ甲府 天皇杯準々決勝】

 天皇杯準々決勝の鹿島アントラーズ対ヴァンフォーレ甲府の試合が21日に行われ、鹿島が1-0で甲府に勝利した。

 AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)王者の鹿島はDF昌子源、MF小笠原満男、安部裕葵らが先発。DF内田篤人はベンチスタートとなった。対する甲府はMF小椋祥平、FWジエゴらが先発した。

 前半、鹿島MF遠藤康が35分にミドルシュートを放つなど積極的にゴールを狙いに行くも、ゴールを割ることがことができない。対する甲府もジエゴの個人技などで打開を試みるも、昌子を中心とする守備網を突破することができない。両者譲らず前半はスコアレスドローで折り返す。

 後半開始早々の46分、ジエゴが右からのグラウンダーのクロスに走り込むもわずかに合わず。続く57分、甲府は鹿島陣内でボールを回すと、最後はMF道渕諒平が右から中央に切り込みシュート。これはGKクォン・スンテの好セーブに阻まれる。

 すると76分、鹿島がボールをつなぎ、センターサークル付近からドリブルで甲府陣内に進入したMF永木亮太が、左に開いていたMF土居聖真にパス。土居は一人かわし右足で強烈なシュート。そのボールはクロスバーに当たりゴールに吸い込まれた。

 その後は鹿島が主導権を握り、甲府を寄せ付けず。浦和が待つ準決勝へ駒を進めた。

【得点者】
76分 1-0 土居聖真(鹿島アントラーズ)

12月5日の準決勝の組み合わせは以下の通り
浦和レッズ – 鹿島アントラーズ
ベガルタ仙台 – モンテディオ山形

【了】

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