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日本代表 6年前

森保J、控え組攻撃陣に求められる課題。アジア杯までの競争、キルギス戦でアピールなるか

日本代表は20日、キリンチャレンジカップ2018でキルギス代表と対戦する。この試合で求められるのは控え組攻撃陣の奮闘である。中島、南野、堂安らに依存しないため、アジア杯までのサバイバルを生き残るためにも、キルギス戦では「十分戦える」ということを、森保監督に証明しなければならない。(取材・文:元川悦子)

text by 元川悦子 photo by Getty Images,Shinya Tanaka

キルギスは格下。しかし…

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日本代表は20日、キルギス代表と対戦する【写真:田中伸弥】

 予期せぬ大渋滞に巻き込まれた影響もあって1-1のドローという結果に終わり、4連勝を逃した16日のベネズエラ戦。1月に2019年アジアカップを控える森保一監督率いる日本代表としては、2018年最終戦となる20日のキルギス戦を収穫あるものにしなければならない。9月以降4試合でチームの骨格はある程度見えたものの、最強メンバーだけでは、最大7試合を勝ち抜けない。次戦はアジアを獲るための「23人枠」を決める重要な一戦となる。

 17日に次戦の地・豊田に移動してきた日本。同日はクールダウンなど軽い調整を行い、18日からメディアをシャットアウトして本格的なトレーニングに入った。ベネズエラ戦でキャプテン・吉田麻也とセンターバックコンビを組んだ冨安健洋はケガのため2日連続で室内練習を余儀なくされているが、他の22人は全員がピッチに立てる状態だ。

 キルギスは17日に鹿島アントラーズの控え組と練習試合を行い、0−2で敗れている。同日のメンバーが主力だったのか、サブなのかは定かではないが、日本より格下であることは間違いない。

 ただ、実力差があっても、相手がゴール前に人数をかけて守ってきたら、そう簡単には崩せないのがサッカーだ。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督体制初の公式戦だった2015年6月の2018年ロシアワールドカップアジア2次予選・シンガポール戦の0−0は最たる例。同じような苦しみを味わえば、8年ぶりのアジア優勝は幻となるだけに、ここはしっかりと解決策を見出しておくべきだ。

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