トッテナム時代のサイ・ゴダード【写真:Getty Images】
イタリア2部セリエBのベネベントは現地時間18日、スペツィアと対戦し、敵地で1-3と敗れた。この試合でMFサイ・ゴダードがデビューを飾っている。クラブ公式サイトなどが伝えた。
イギリス人の父と日本人の母を持つゴダードは、イングランドの名門トッテナムの下部組織で育ったU-18日本代表招集経験もある21歳のMF。しばらくフリートランスファーとなっていたが、今年夏にベネベントと契約し、新たな挑戦を始めていた。
だが、加入後は定位置争いで苦戦。ここまでコンスタントに招集メンバー入りしていたが、出番は訪れていなかった。
18日のスペツィア戦は、1-3の2点ビハインドという厳しい展開になり、ゴダードは82分から途中出場。だが、状況を好転させることはできず、試合は1-3のまま終了している。
ベネベントはリーグ戦ここ7試合で4敗目。8位と低迷しており、地元メディアによると翌日から合宿に入るとのことだ。負傷者を複数抱えているベネベント。ゴダードは出場機会を増やしていけるだろうか。
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