横浜FC、大宮アルディージャ、東京ヴェルディがJ1参入プレーオフへ【写真:Getty Images for DAZN】
明治安田生命J2リーグの最終節となる第42節の全11試合が17日に行われた。今季リーグ戦の全日程を終了した結果、横浜FC、大宮アルディージャ、東京ヴェルディの3チームがJ1参入プレーオフへの出場を決めた。
すでにプレーオフ圏以上を確定させていた横浜FCは優勝や自動昇格の可能性も残していたが、3位でシーズンを終了。FC町田ゼルビアが4位に続いた。大宮は最終節の勝利で7位から5位に順位を上げてプレーオフ圏に滑り込み、東京Vが6位。アビスパ福岡は7位に転落し、プレーオフ出場を逃した。
4位の町田は来季のJ1ライセンスを取得していないため、6位以内に入ってもプレーオフを戦うことはない。このためJ2からは3チームのみがプレーオフへ進むことになった。
今月25日に行われる1回戦では大宮と東京Vが対戦。大宮のホームで開催され、引き分けの場合は年間順位で上回る大宮が2回戦へ進む。勝者は12月2日の2回戦で横浜FCと対戦。こちらも横浜FCのホームでの開催となり、引き分けなら横浜FCが勝ち進む。
2回戦に勝利したチームは、12月8日に行われる決定戦でJ1の16チームと対戦する。会場はJ1チームのホームスタジアムとなり、引き分けた場合にはJ1チームが残留となる。
現時点でJ1の16位に位置しているのは名古屋グランパス。だが14位の湘南ベルマーレ、15位のサガン鳥栖とは勝ち点で並んでおり、残り2試合で順位がどう動くかはまだ分からない。11位の横浜F・マリノス、12位のヴィッセル神戸、13位のジュビロ磐田にも16位転落の可能性が残っており、逆に17位の柏レイソルが16位に浮上するチャンスもある。
J2からはすでに1位の松本山雅FCと2位の大分トリニータが来季J1への昇格を決めた。最後の1枠を手にするチームはどこになるのだろうか。
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