ヘラルド・マルティーノ監督【写真:Getty Images】
メキシコ代表の新監督に、バルセロナやアルゼンチン代表の元監督であるヘラルド・マルティーノ氏が就任することを、MLS(メジャーリーグサッカー)のコミッショナーがリークしてしまったのかもしれない。米メディア『ESPN』が伝えている。
メキシコ代表はロシアワールドカップで7大会連続のベスト16敗退に終わったあと、フアン・カルロス・オソリオ前監督が退任。現在はリカルド・ファレッティ氏が暫定監督を務めている。
正式な新監督候補には、先日フラム監督就任が決定したクラウディオ・ラニエリ氏や、レアル・マドリー監督を解任されたフレン・ロペテギ氏なども候補だと噂されていた。さらに、現在MLSのアトランタ・ユナイテッドを率いるマルティーノ監督も有力候補候だと報じられていた。
具体的な発表は行われていないが、MLSコミッショナーのドン・ガーバー氏はメキシコがマルティーノ監督の引き抜きに成功したことをうかがわせる発言を行っている。「彼らは大胆だった。タタ(マルティーノ監督の愛称)を手に入れるために非常に積極的に動いた」とガーバー氏は述べた。
アルゼンチン出身のマルティーノ氏は2013/14シーズンにバルサを率いたあと、2014年から16年まではアルゼンチン代表を務めた。今季はアトランタ・ユナイテッドをMLSカンファレンス・ファイナル進出に導き、MLS年間最優秀監督に選出されたが、今季限りで退任することを表明している。
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