ベネズエラ代表の主将リンコン(中央)は南野拓実(左)や大迫勇也(右)ら日本の攻撃陣を警戒【写真:Getty Images】
ベネズエラ代表は15日、翌日の日本代表戦に向けて会場となる大分銀行ドームで最終調整を行った。
練習は1時間半ほどで終了したものの、ロッカールームでは爆音のクラブミュージックをかけて1時間近く出てこず。南米のチームらしい明るい雰囲気で、選手たちの表情からも順調な様子がうかがえた。
取材に応じたキャプテンのトマス・リンコンは「日本のサッカーはとてもダイナミックで攻守の切り替えが早い」と日本代表の印象を語り、「自分たちがここ数試合でやってきたことを引き続き明日の試合でもやって、スペクタクルないい試合を皆さんにお見せしたいと思っている」と全力で勝利を目指す姿勢を示した。
また、日本代表で警戒する選手として「9番」を挙げた。その際、「オオサカ?」と名前を口にし、取材陣が「オオサコ」と正しい発音を教えると頷いていたが、「ここ数試合で活躍していたということは知っている」とも述べていた。
日本の「9番」は10月から南野拓実が背負っている。南米ではポジションやピッチ上での役割を番号で呼ぶこともあるが、「オオサカ」はリンコンの勘違いか。口ぶりからして警戒しているのは大迫勇也ではなく、森保ジャパン発足以来3試合連続ゴール中の南野の方かもしれない。
いずれにしろベネズエラの中盤で絶大な存在感を放つキャプテンは「日本というのはチーム全体として力がある」と、決して楽な試合になるとは考えていない。貴重な南米のチームとの対戦のチャンス、「スペクタクルな」試合が見られそうだ。
(取材・文:舩木渉)
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