交代枠は5人まで
今シーズンから新たに発足したJ3が9日(日)からスタートする。このJ3は、試合数の確保や若手選手の出場機会確保のために特殊なレギュレーションとなっている。開幕を前に、改めて確認してみよう。
まず、参加クラブはグルージャ盛岡、ブラウブリッツ秋田、福島ユナイテッド、町田ゼルビア、Y.S.C.C.横浜、SC相模原、長野パルセイロ、ツエーゲン金沢、藤枝MYFC、ガイナーレ鳥取、FC琉球、そしてU-22選抜の12チームとなる。
その12チームによる3回総当たりのリーグ戦(ホーム&アウェイ+ホームorアウェイ)で、全33節(198試合)を戦う。ただし、U-22選抜に関しては、ホームスタジアムを持たず、全試合アウェイでの試合となる。
そして、J1・J2と大きく異なるのが試合エントリーに関する事項だ。一試合につき、スタメン11人+ベンチ入り5人の全16人がエントリー可能で、交代枠が5人となっており、ベンチメンバー全選手が出場可能となっている。
外国籍選手は、アジア枠が無く国籍を問わず2人。Jリーグ提携国(タイ、ベトナム、ミャンマー、カンボジア、シンガポール、インドネシア)に関しては、J1・J2と共通で別途1選手がエントリー可能となっている。
これは、若手選手の出場機会を守るためで、J1・J2と比較して交代枠が2枠多いのに対して、外国籍が1枠少ないため、より多くの日本人選手が出場できる仕組みである。
警告の累積に関しては、J1・J2と同様に4回で1試合の出場停止となる。
【次ページ】複雑な昇・降格のルール