アーセナルのメスト・エジル【写真:Getty Images】
アーセナルのMFメスト・エジルは、今年2月にアーセナルとの契約を延長する前に、アジアのクラブからサッカー界トップクラスの年俸額となるオファーを受けていたが断ったという。代理人が明かしたとして英紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。
2013年からアーセナルでプレーするエジルは、以前の契約が昨季終了までとなっていたが、今年2月に2021年までの契約延長が合意。報酬額は報道によれば以前の契約の2倍以上となる週給35万ポンド(約5170万円)で、アーセナルのクラブ史上最高額だとされている。
だが代理人のエルクト・ソグト氏によれば、アーセナルとの合意前にはアジアからのオファーも届いていたとのこと。提示された報酬額は、アーセナルとの契約の約3倍の週給100万ポンド(約1億4800万)とのことだ。年俸に換算すれば約77億円ということになる。
「アジアから、本当に大きなオファーも受けていた。クレイジーなオファーがいくつかあった」と代理人。「だがメストにとって、金は全く最大の要素ではなかった」と主張した。
「彼の心の中にある気持ち次第だった。他のクラブと契約するのも自由だったが、結局のところメストはクラブ(アーセナル)を愛している。私は全てを提示したが、彼は『ここが僕の家だ。ここにいたい』と言っただけだった」とソグト氏はエジルが契約延長を決めた際の様子を振り返っている。
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