フランク・リベリ【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンのMFフランク・リベリが、テレビの解説者に手をあげたようだ。ドイツ『ビルト』が12日に伝えている。
現地時間10日にバイエルンはボルシア・ドルトムントと対戦して敗れた。この試合のあとでリベリが問題行動を起こしていたという。
リベリが衝突したのは『beINスポーツ』の解説を務めるパトリック・ギユ氏。現役時代にサンテティエンヌなどでプレーしたドイツ出身のフランス人だ。
試合中、ギユ氏はリベリのプレーを「退屈で不要」と批判すると、同選手の妻がSNSで不快感を示した。この騒動がリベリの耳にも入ったという。
リベリはギユ氏と接触すると、顔を軽く3発叩き、胸を押したとされている。
バイエルンのスポーツディレクターであるハサン・サリハミジッチ氏は騒動を認めており、『ビルト』に対して「リベリから報告を受けた。何年も前からお互いを知っている間柄だ。我々は土曜日の夜、問題を解決するため、パトリック・ギユさんと今後話し合いの場を設けることで合意した」と述べた。
ドルトムントに敗れて5位に順位を落としているバイエルン。ピッチでの苛立ちが、その外にも影響し始めているのかもしれない。
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