パリ・サンジェルマンのネイマール【写真:Getty Images】
フランスのパリ・サンジェルマン(PSG)は所属選手たちに対し、プレー以外の部分での行動規範を契約で詳細に定めており、それに対応するボーナス支払いも設定しているという。『フランス2』が明らかにしている。
今季のリーグアンでは圧倒的な強さを見せ、欧州5大リーグの新記録となる開幕からの12連勝を達成しているPSG。勝利を収めたあとには選手たちがゴール裏でサポーターと勝利を分かち合うが、必ずしも自発的な行動ではなく、ボーナスのためでもあるのかもしれない。
『フランス2』のドキュメンタリーで明らかにされたところによれば、試合後に選手たちがファンへの挨拶に行くことは契約で定められているとのこと。その行為に対してボーナスが支払われるとされている。
設定されたボーナスの金額は選手によって異なり、最も低いDFチアゴ・シウバで1ヶ月3万3000ユーロ(約426万円)。最も高いFWネイマールの場合は1ヶ月37万5000ユーロ(約4850万円)にもなるという。
実際にはファンへの挨拶だけでなく、時間厳守やメディア対応、PSGの試合を対象としたベッティングの禁止など他にも各種の行動規範が定められているようだ。だが各国メディアでは「ファンへの挨拶で4850万円」と特に目を引く部分が強調して伝えられている。
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