天津権健のアレシャンドレ・パト【写真:Getty Images】
中国の天津権健に所属する元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パトが、古巣のミランに復帰する可能性があるかもしれない。伊紙『コッリエレ・デッロ・スポルト』が9日付で伝えた。
ミランは冬の移籍市場でロサンゼルス・ギャラクシーのFWズラタン・イブラヒモビッチを獲得する可能性があるとも噂されていた。伊紙によればイブラヒモビッチ復帰の線も完全に消えたわけではないが、新戦力候補としてパトも浮上し、イブラをリードする状況になっているという。
現在29歳のパトは、17歳だった2007年にミランに加入。19歳で戦ったシーズンにセリエA年間15ゴールを挙げるなど若くして活躍を見せた。だが2010年以降は相次ぐ負傷にも悩まされ、2013年にミランを後にした。
その後は母国ブラジルでのプレーや、チェルシー、ビジャレアルを経て2017年1月に天津権健に加入。昨季はリーグ戦24試合出場で15得点、今季は22試合出場で15得点を記録している。
パトと同じブラジル人であるミランのレオナルドSD(スポーツディレクター)はすでにパトと連絡を取り合っているという。レオナルドSDはミラン監督を努めた2009/10シーズンにパトを主力として起用していた。
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