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チェルシー前監督、違約金巡り同クラブと真っ向勝負。裁判所で争う姿勢

text by 編集部 photo by Getty Images

アントニオ・コンテ
チェルシー前監督のアントニオ・コンテ氏【写真:Getty Images】

 チェルシーの前監督であるアントニオ・コンテ氏が、違約金の支払いを巡って同クラブと裁判所で争う姿勢を見せているようだ。7日に英紙『スカイスポーツ』が報じている。

 2016年4月にチェルシーの指揮官に就任し、低迷していたチームを立て直してプレミアリーグ優勝に導いた。しかし、2017/18シーズンは5位で終わり、チャンピオンズリーグ出場権を逃したことを理由に7月、クラブから解任を告げられている。

 クラブとは3年契約を結んでいたため、本来であれば2019年までチェルシーを率いる予定だった。同紙によると、残り1年間の給料1130万ポンド(約16億8000万円)に加え損害賠償金870万ポンド(約13億円)の支払いをチェルシー側に求めているという。

 ただ、チェルシー側はこの金額での支払いには応じていない。チェルシー側の言い分としては、ジエゴ・コスタとの軋轢、スポンサーイベントの出席拒否、記者会見に遅刻、駐車禁止スペースに車をおくなど、たびたびコンテ氏の問題行動があったことが理由とのこと。チェルシー側は示談で済ませたいようだが、コンテ氏は会議に出席することを拒否している。あくまでも裁判所で争う姿勢を見せているようだ。

【了】

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