日本サッカー協会（JFA）は7日、今月に行われるキリンチャレンジカップ2018に挑む日本代表のメンバーを発表した。

　森保一監督は「ベネズエラ戦とキルギス戦とあるが、これまで通り勝ちにこだわり、チーム力を高めていく」と述べると、「初招集の力を見ていきたいと思っています」と話した。

　横浜F・マリノスの山中亮輔、鹿島アントラーズの鈴木優磨がA代表初招集となった。「クラブで継続して出場している、特徴を発揮してくれている選手かなと思っています」と森保監督は言う。鈴木優磨については「鹿島でいまACLの決勝に臨む、アジアのチャンピオンを目指す力のあるチームで結果を残していますし、前線の選手として存在感を発揮してくれている」と語った。

　また、山中に関しては「マリノスで年間を通して継続して試合に出ている、いいパフォーマンスを出しているということで招集させてもらいました」と、評価を口にした。「パフォーマンスに波がある選手だとは思います」と指摘するが、「スペシャルなものを持っている選手だと思いますし、特に左利きを生かしてのプレー、クロスや攻撃に絡むプレーは今回の代表招集に繋がった理由です」と明かしている。

　そして、この2人に対して指揮官は「グループの中で彼らがどういう力を発揮してくれるかを見たいと思っていますし、彼らは初招集ですけどまずは思い切り個性を発揮してプレーしてほしいなと思っています」と期待を寄せた。

（取材：舩木渉、文・構成：編集部）

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