フェイエノールトのホームスタジアム【写真:Getty Images】
現地時間4日に行われたエールディビジ第11節のフェイエノールト対VVVフェンロ試合がわずか35秒で終わるという珍事件が起きた。
その理由はスタジアムの停電だ。試合開始35秒後にスタジアムの明かりが消えてしまうハプニングが発生。30分の中断の間に必死に復旧に務めるも、審判団は試合続行困難と判断し中止が決定した。
中断期間中にはスタジアムの観客が携帯電話の光をかざして試合続行をアピールするも願いは叶わなかった。「本当に申し訳ない。私にとってこれは悪夢の出来事だ」と話すのはフェイエノールトでスタジアムディレクターを務めるヤン・ファン・メルワイク氏だ。
なお、5日に両クラブが再試合の日程について話し合い12月6日の20時に行われることが決まった。かつて小野伸二が在籍し2001/02シーズンにはUEFAカップリーグ(現在のヨーロッパリーグ)を制しリーグ優勝15回を数えるオランダの名門チームが思わぬ事態を招いてしまった。
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