レアル・ソシエダの本拠地アノエタ【写真:Getty Images】
リーガエスパニョーラのレアル・ソシエダは、クラブの「イムノ(応援歌)」の歌詞の変更を披露したために試合のキックオフを遅らせてしまい、リーグから処分を下される可能性があるとみられている。スペイン紙『アス』が伝えた。
ソシエダは先日、クラブの公式イムノの歌詞を一部変更することを発表。女子チームの存在も考慮し、バスク語の歌詞で「行け、少年たち」と歌われていた部分を「行け、レアル」に変更することを決めた。
現地時間4日にホームで行われたリーガ第11節のセビージャ戦の開始前に、その新歌詞によるイムノが披露された。ホームスタジアムに集まったサポーターがアカペラでイムノを歌い、試合に臨むチームを後押しした。
しかし、そのためにキックオフ時刻が予定より遅れてしまうことになった。主審はリーガへの報告書に「ホームクラブの行事に事前の申告より時間がかかり、試合は4分間遅れて開始された」と記している。これにより、ソシエダに対しては罰金処分が科される可能性もあるとみられている。
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