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南米パラグアイに“新星”誕生。14歳FWがナショナルダービーで初ゴール

text by 編集部 photo by Getty Images

セロ・ポルテーニョ
セロ・ポルテーニョの14歳がダービーマッチで初得点【写真:Getty Images】

 南米パラグアイの国内最大のビッグマッチで、デビューしたばかりの14歳の選手が初ゴールを記録したことが話題となっている。英メディア『BBC』などが伝えた。

 現地時間4日に行われたパラグアイ1部リーグの試合で、セロ・ポルテーニョとオリンピアが対戦。ともに首都アスンシオンを本拠地とし、国内リーグで1位と2位の優勝回数を誇る名門同士のダービーマッチだ。パラグアイ国内では「スーペルクラシコ」と呼ばれている。

 この大一番で、セロ・ポルテーニョに所属するFWフェルナンド・オベラルが先制ゴールを記録した。2004年1月6日生まれのオベラルはまだ14歳であり、1週間前の試合でのプロデビューに続いてこの試合が2試合目の出場だった。

 14歳でのデビューはパラグアイ国内の最年少記録だった。もちろんダービーマッチ出場も、14歳302日での初ゴールも最年少記録となる。

 かつて14歳でデビューして騒がれた元アメリカ代表のFWフレディ・アドゥーがプロ初ゴールを記録したのは14歳329日で、オベラルより遅かった。スペインのデータの専門家「ミスター・チップ」氏によれば、2002年にアルメニアでアルメン・ガザリアンという選手が14歳215日での初ゴールを記録しており、オベラルの得点はおそらく世界の1部リーグで史上2位の最年少記録だという。

【了】

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