オランダ・エールディビジのフローニンゲンに所属する日本代表MF堂安律は、オランダメディア『VI』によるエールディビジ第11節の週間MVPに選出された。4日付で発表が行われている。

　フローニンゲンは現地時間2日に行われた試合でエクセルシオールと対戦し、アウェイで4-2の勝利を収めた。堂安は前半29分にペナルティーエリア内での浮き球をコントロールして、左足ボレーで今季2点目となるゴールを決めた。

『VI』ではエクセルシオール戦での堂安のプレーに採点「7.5」をつけ、今節の最優秀選手にも選出した。「日出る国からやってきた男はフローニンゲンでも太陽を輝かせた」とその活躍を称えている。

　堂安のプレーについて同メディアは、「チームに創造性を与えるべき存在」だが、周囲の理解不足や相手の警戒により苦戦していると指摘。だがエクセルシオール戦ではダニー・バイス監督の戦術変更により「もう少し自由に動くことができた」と評している。終了間際に途中交代した際には同監督と強く抱擁を交わしており、「監督からの高い評価は明らかだった」とも述べた。

　今季2勝目を挙げたフローニンゲンだが、依然としてリーグ最下位と苦戦中。11日に行われる次節はMF小林祐希の所属するヘーレンフェーンをホームに迎える。

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