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【J1第31節まとめ】川崎Fが連覇に王手。ACL争いは札幌が3位守る。鳥栖は残留圏浮上

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

サガン鳥栖
サガン鳥栖はV・ファーレン長崎に勝利【写真:Getty Images for DAZN】

 明治安田生命J1リーグ第31節の全9試合が10月31日から4日にかけて各地で行われた。今節を終えた時点でJ1は残り3節となる。

 優勝争い、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場争い、残留争いのいずれも接戦となり、終盤を迎えてもほとんど消化試合がない状況となっていた今季のJ1。今節も各チームがそれぞれの目標に向けて勝ち点獲得を争った。

 首位に立つ川崎フロンターレは3日の試合で柏レイソルに3-0の快勝を収めている。一方2位のサンフレッチェ広島はジュビロ磐田に対して2点リードから逆転を許して4連敗。川崎Fが広島との差を7ポイントに広げ、昨季に続いての連覇に“王手”をかけた。

 ACL出場に向けた3位争いでは、今節開始前の時点で3位の北海道コンサドーレ札幌、4位のFC東京、5位の鹿島アントラーズがいずれも勝利。札幌が2ポイント差で他2チームをリードする状況は変わっていない。一方で6位以下の浦和レッズ、清水エスパルス、セレッソ大阪は勝利を逃し、3位浮上が厳しい状況となっている。

 下位の残留争いでは、4日に行われた16位サガン鳥栖対18位V・ファーレン長崎の直接対決に鳥栖が1-0で勝利。鳥栖は残留圏の15位に浮上し、代わって名古屋グランパスが16位に交代した。だが名古屋は延期分の1試合を多く残している。

 ヴィッセル神戸は名古屋を2-1で下して8試合ぶりの白星。浦和を破って連勝を7に伸ばしたガンバ大阪、広島を破った磐田などとともに残留に向けて大きく前進している。

 J1第31節の全9試合の結果は以下のとおり。

鹿島 1-0 C大阪
湘南 0-0 清水
川崎F 3-0 柏
横浜FM 0-1 FC東京
磐田 3-2 広島
名古屋 1-2 神戸
浦和 1-3 G大阪
札幌 1-0 仙台
鳥栖 1-0 長崎

【了】

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