メルボルン・ビクトリーの本田圭佑【写真:Getty Images】
【ニューカッスル・ジェッツ 0-1 メルボルン・ビクトリー Aリーグ第3節】
オーストラリア・Aリーグ第3節の試合が3日に行われ、ニューカッスル・ジェッツとメルボルン・ビクトリーが対戦した。
昨季王者のビクトリーは開幕からまさかの連敗スタート。新加入の本田圭佑はここまで1得点2アシストでチームの全得点に絡む貢献を見せているが、勝ち点の獲得には繋がっていない。
その本田は3試合連続の先発出場で右MFに入る。だが守備に問題を抱えるビクトリーはこの試合も安定せず、ジェッツにたびたび決定機をプレゼントしてしまう。
11分にはバルガスのシュートがクロスバーを直撃。16分にもジャクソンのヘディングが枠を捉えるなど、ビクトリーはゴールを脅かされる。本田もセットプレーなどからチャンスのお膳立てを試みていたが両チーム無得点で前半を折り返した。
49分にはビクトリーがゴールネットを揺らしたが、オフサイドの判定で得点は認められず。だが71分、本田からの横パスをペナルティーエリア手前で受けたアントニスがゴール右下隅への鋭いシュートを突き刺して待望の先制点を奪った。
懸念の守備面も今回は失点を許さず、クリーンシートで試合終了。ビクトリーは連敗を止めて今季初勝利を挙げることに成功した。本田は依然として今季のチーム全得点に直接関与している。
【得点者】
71分 0-1 アントニス(メルボルンV)
【了】