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今季の主役となるチームはどこ? クラブ期待度ランキング、Fチャン編集部選定(11位~20位)【編集部フォーカス】

2018/19シーズンが開幕し、約3ヶ月が経とうとしている。序盤から好成績を収めているクラブはもちろん、期待を裏切るスタートを切ってしまったクラブも現れ始めている。その中で、今季の主役となるチームはどこになるだろうか。今回フットボールチャンネルでは、新シーズンを彩るであろうクラブをランキング形式で紹介する。

シリーズ:18/19能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

20位:ミラン

ミラン
ミラン【写真:Getty Images】

ミラン(イタリア/セリエA)
昨季リーグ戦成績:6位(勝ち点64/18勝10分10敗)
監督:ジェンナーロ・ガットゥーゾ(イタリア/40歳)
チームキャプテン:アレッシオ・ロマニョーリ(DF/イタリア代表)
スタイル:ポゼッション

 昨季は大型補強を施行しながら、目標であったチャンピオンズリーグ出場権を逃してしまったミラン。過去5シーズンのリーグ戦でトップ4入りを逃すなど、不振が続いている。

 昨季途中にチームを率い、ミランを見事に立て直したジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の下、今季の同クラブは2日現在でCL出場圏内の4位につけている。ただ、安定感はまったくなく、格下クラブ相手に勝ち点を取りこぼすといった試合がしばしば見受けられる。GKジャンルイジ・ドンナルンマを含めた11人全員がボールをしっかり繋ぐポゼッションスタイルを重んじるが、その完成度も低い。まずは、組織力の向上を目指したいところ。その先に、CL出場権という最大の目標が待っている。

19位:ローマ

ローマ
ローマ【写真:Getty Images】

ローマ(イタリア/セリエA)
昨季リーグ戦成績:3位(勝ち点77/23勝8分7敗)
監督:エウゼビオ・ディ・フランチェスコ(イタリア/49歳)
チームキャプテン:ダニエレ・デ・ロッシ(MF/元イタリア代表)
スタイル:ポゼッション

 闘将・エウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督の下、昨季はチャンピオンズリーグ・ベスト4進出を果たしたローマ。だが、今季は主力選手の入れ替えもあってか、満足のいく成績を収めることができていない。

 アグレッシブな守備と縦に速い攻撃をベースに、時にはポゼッションを織り交ぜながらと戦術の幅は広いが、新チームに浸透しきっているとは言えない。リーグ戦ではミランなどにも遅れを取り、8位に甘んじてしまっている。昨季のCL・ベスト4進出を再び巻き起こしたいが、今季の期待度は低いと言わざるを得ない。

18位:アヤックス

アヤックス
アヤックス【写真:Getty Images】

アヤックス(オランダ/エールディビジ)
昨季リーグ戦成績:2位(勝ち点79/25勝4分5敗)
監督:エリク・デン・ハーグ(オランダ/48歳)
チームキャプテン:マタイス・デリフト(DF/オランダ代表)
スタイル:ポゼッション

 オランダの名門・アヤックス。これまでにも数々の若手選手を輩出しているなど、世界有数の育成クラブとしても知られている。今季リーグ戦では首位・PSVに勝ち点5の差をつけられ2位に甘んじているが、チャンピオンズリーグではバイエルン・ミュンヘンを抑えてグループリーグの首位に立っている。

 マタイス・デリフトやフレンキー・デヨングがバルセロナから興味を持たれている通り、チームのスタイルはポゼッションだ。その完成度は非常に高いと言えるだろう。若い力を存分に発揮し、CLで果たしてどこまで辿り着けるだろうか。

【次ページ】17位~14位

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