現地時間30日にスペイン国王杯（コパ・デル・レイ）4回戦が行われ、バレンシアはCDエブロのホームに乗り込んで対戦。この試合でトップチームデビューを果たした17歳の韓国人MFイ・ガンインが様々な記録を樹立している。

　カルロス・ソレルやジェイソン・ムリージョ、ケビン・ガメイロらと共に先発出場を果たしたイ・ガンイン。2001年2月19日の生まれの若手有望株で、これまでバレンシアのリザーブチームに当たるバレンシア・メスタージャ（スペイン3部のチーム）でプレーしていた。今年8月にはバレンシアとの契約を2022年6月まで延長し、8000万ユーロ（約104億円）の契約解除金が設定されている。

　17歳253日での公式戦出場は、外国人選手におけるバレンシアの最年少記録となる。現在、セビージャで背番号10をつけるエベル・バネガや、アンデルレヒトに所属するザカリア・バカリなどの記録を抜いている。そして、バレンシア史上初となる21世紀生まれのトップチーム選手となった。

【外国人選手におけるバレンシアの最年少出場記録（トップ7）】
1位　イ・ガンイン（17歳253日）
2位　モモ・シッソコ（18歳220日）
3位　サニー・サンデー（18歳343日）
4位　イブラヒム・ディアロ（19歳112日）
5位　ダニーロ・バルボサ（19歳176日）
6位　エベル・バネガ（19歳198日）
7位　ザカリア・バカリ（19歳209日）

【了】