バルセロナ戦でゴールを決めたマルセロ【写真:Getty Images】
不調と得点力不足に苦しむレアル・マドリーでは、DFのマルセロがここのところほぼ唯一の得点源となっている。リーガエスパニョーラの最近5試合でゴールを決めた選手はマルセロだけだ。
マドリーは9月26日のセビージャ戦から公式戦4試合連続の無得点に終わり、481分間ノーゴールというクラブワースト記録を更新した。その無得点期間を止めたのは、今月20日のレバンテ戦でマルセロが決めたゴールだった。
続いて23日にチャンピオンズリーグでヴィクトリア・プルゼニと対戦したマドリーは、FWカリム・ベンゼマとマルセロのゴールにより6試合ぶりの白星を挙げた。だが28日に行われた宿敵バルセロナとの「エル・クラシコ」には1-5で大敗し、不振を抜け出すことはできていない。
そのクラシコで前半に2点をリードされたあと、50分に1点を返したのはまたもマルセロのゴールだった。スペインのデータの専門家「ミスター・チップ」氏によれば、マルセロにとっては自身初の公式戦3試合連続ゴールとなった。
マルセロは好調だとしても、他の選手たちのゴール欠乏症は続いている。最近7試合の公式戦での得点はマルセロの3点とベンゼマの1点のみ。リーガでは最近5試合でマルセロしかゴールを決めていないことになる。
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