フローニンゲンの堂安律【写真:Getty Images】
オランダ1部のフローニンゲンに所属する日本代表MF堂安律に、国内最大の名門クラブであるアヤックスも関心を示しているという。オランダ『アヤックス・インサイド』が独占情報として28日付で伝えている。
堂安は欧州1年目の昨季、公式戦31試合で10ゴールを挙げるなどの活躍を見せた。「若手版バロンドール」と言われる『フランス・フットボール』誌の「コパ・トロフィー」候補にノミネートされるなど、欧州でも注目の若手の一人として評価を高めている。
ここ最近は各国ビッグクラブからの関心も盛んに噂されている。フローニンゲン幹部のロン・ヤンス氏は具体的に関心を示してきたクラブはないと主張しているが、マンチェスター・シティやユベントス、アトレティコ・マドリー、ボルシア・ドルトムント、PSVなどが堂安に注目しているクラブとしてメディアで言及されている。
オランダで最多の優勝回数を誇る超名門であり、若手育成に定評のあるアヤックスもそういったクラブのひとつだという。堂安を繰り返し視察しており、攻撃陣の主力放出の穴を埋める選手として獲得を検討しているとみられている。
フローニンゲンは堂安をガンバ大阪から完全移籍で獲得して3年契約を交わしたため、引き抜くためには安くない移籍金が必要になると見込まれる。過去にフローニンゲンからアヤックスへ移籍した選手としては現オランダ代表監督のロナルド・クーマン氏やルイス・スアレスなどがいるが、堂安も同じ道を辿る可能性があるのだろうか。
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