ボルシア・ドルトムントのジェイドン・サンチョ【写真:Getty Images】
ドイツ・ブンデスリーガ第9節の試合が現地時間27日に行われ、ボルシア・ドルトムントとヘルタ・ベルリンが対戦。2-2のドローに終わった。
リーグ首位に立つドルトムントは、3試合連続の先発に起用された18歳のイングランド代表FWジェイドン・サンチョが2ゴールを記録。ドルトムントは2度のリードを奪ったが、最後は後半アディショナルタイムにPKで追いつかれて勝利を逃した。
チームの連勝は4でストップしたが、サンチョは目覚ましい活躍ぶりを続けている。序盤戦は交代出場からアシストを量産していたが、これで得点も今季4ゴールとなった。合計376分間の出場で、94分あたり1ゴールとハイペースに得点を重ねている。
短い出場時間ながらもここまで4得点6アシストを記録し、合計10点に直接的関与。これはチームメートのマルコ・ロイス、フランクフルトのセバスティアン・ハラーと並んでリーグトップタイの数字となっている。
また、ヘルタ戦の2得点は歴史的な活躍でもあった。リーグ公式サイトによれば、18歳7ヶ月での1試合2得点はドルトムントのクラブ最年少記録。リーグ全体でも歴代8番目の若さであり、2000年代生まれの選手としてはブンデスリーガで初めて1試合2得点を挙げた選手となった。
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