レスター・シティのオーナー、ヴィチャイ・スリヴァッタナプラバ氏【写真:Getty Images】
レスター・シティのオーナーであるヴィチャイ・スリヴァッタナプラバ氏が所有するヘリコプターが墜落した事故で、ヘリコプターには同氏とその娘を含む5人が搭乗していたとみられている。英紙『ミラー』などが伝えた。
レスターは現地時間27日に本拠地キング・パワー・スタジアムで行われたプレミアリーグ第10節の試合でウェスト・ハムと対戦。試合後にピッチ上から飛び立ったヘリコプターがスタジアム外の駐車場に墜落し、激しく炎上した。
誰が搭乗していたのか、また搭乗者の安否について、クラブや警察からは翌朝になっても公式発表は行われていない。だが、ホームチーム後にはスタジアムからヘリコプターで帰途に就くことが多かったというスリヴァッタナプラバ氏が乗っていたことは確実視されている。
英紙がクラブに近い筋からの情報として伝えたところによれば、ヘリコプターにはスリヴァッタナプラバ氏とその娘、パイロット2人を含む5人が搭乗していたという。5人目の身元は明らかにされておらず、生存者がいるのかどうかも依然として不明のままだ。
クラブは事故後に「さらなる情報が得られ次第詳細な声明を出す」とコメントして以来沈黙を守っている。
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