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札幌がACL圏の3位浮上。ジェイ2発で10人の名古屋下す。ジョーは21点目

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

ジェイ
北海道コンサドーレ札幌のジェイ【写真:Getty Images for DAZN】

【名古屋グランパス 1-2 北海道コンサドーレ札幌 J1第18節】

 明治安田生命J1リーグ第18節の試合が28日に行われ、名古屋グランパスと北海道コンサドーレ札幌が対戦した。

 当初は7月27日に開催が予定されていた試合だが、台風12号の影響で延期。3ヶ月遅れの試合は、ホームの名古屋がJ1残留、アウェイの札幌がAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得というそれぞれの目標に向けた混戦の中で戦っている状況で迎えた。

 開始8分、早くも札幌に先制ゴールが生まれる。ドリブルで持ち上がった菅大輝が丸山祐市に倒されてPKを獲得すると、ジェイが落ち着いてゴール右に流し込んだ。

 だが名古屋も26分にPKで同点に。エリア内に飛び込んだガブリエル・シャビエルが倒されて得たPKをエースのジョーが突き刺した。ジョーは今季21点目のゴールで、サンフレッチェ広島のパトリックを上回って得点ランクの単独首位に立つ。

 しかし42分、エリア内でチャナティップからのパスを受けたジョーが反転から強烈なシュートを決めて再び札幌が勝ち越し。前半終了間際には2枚目のイエローカードを受けた八反田康平が退場となり、名古屋は1点ビハインドの上に一人少なくなって折り返した。

 後半は数的優位の札幌が猛攻を繰り出し、たびたび名古屋ゴールを脅かす。56分のジェイ、58分の早坂良太の決定的なシュートはGKランゲラックが好セーブで阻み、63分の菅のシュートはわずかにゴール右に外れた。

 名古屋も89分にジョーのシュートがGKク・ソンユンの足で止められるなどチャンスはあったが再び追いつくことはできず、1-2で試合終了。札幌は他の上位チームと試合数が並んだ状況でACL圏内の3位に浮上を果たした。

【得点者】
8分 0-1 ジェイ(札幌)
25分 1-1 ジョー(名古屋)
42分 1-2 ジェイ(札幌)

【了】

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